COLUMN
キャリアの棚卸しのやり方。エンジニアがつまずきやすいところ
この記事の結論
棚卸しは、今持っているもの、5年後のありたい姿、そのための行動の順に書き出します。上手に書こうとせず、箇条書きから始めるのがコツです。
キャリアに迷ったとき、まずやりたいのが棚卸しです。ただ、いざやろうとすると、何を書けばいいのか分からずに手が止まる人も多いと思います。
棚卸しは3つの順番で書く
ENFIでは、BE-DO-HAVEという方法でキャリアを棚卸しします。書く順番は次のとおりです。
- 今持っているもの(Have)。経験、技術、実績、仕事以外で得た強み
- 5年後のありたい姿(Be)。専門性、働き方、周りにどんな影響を与えていたいか
- 今すべきこと(Do)。ありたい姿とのギャップを埋める行動を、3か月以内と1〜3年に分けて
書く中身は、立場によって少し変わります。現役のエンジニアなら、携わったプロジェクトと役割、使った技術、誇れる成果。未経験の人なら、今学んでいることや作ったもの、前の仕事で身についた強み。学生なら、授業や研究、アルバイトやサークルで得たことです。
Haveは、上手に書かなくていい
一番つまずきやすいのが、最初のHaveです。
代表・米田の視点 多いのは、上手に書こうとして何も書けなくなることです。箇条書きでいいですし、使っている技術やフレームワークと、その期間を書くだけでもかまいません。面談でこちらから質問していくと、そこから書き出せることも多いです。
自分では当たり前だと思っている経験ほど、書き出してみると材料になります。ひとりで手が止まったら、誰かに質問してもらいながら書くのもひとつの方法です。
5年後の姿が思い浮かばないときは
Beで手が止まる人もいます。エンジニアとしてどうなりたいかと聞かれても、すぐには答えられないものです。
そんなときは、エンジニアとしてではなく、人生としてどうなっていたいかを考えてみてください。仕事以外の時間をどう過ごしていたいか、どんな暮らしをしていたいか。そこから、それがかなう仕事の形を考えていくと、エンジニアとしての姿も見えてきます。
Doは、期間を分けて書く
Doは、3か月以内にやることと、1〜3年でやることに分けて書くと動きやすくなります。3か月以内なら、資格の勉強を始める、ポートフォリオを更新する、といった小さな行動。1〜3年なら、関わりたいプロジェクトや、目指したい役割です。
いきなり大きな目標だけを置くと、何から手をつければいいか分からなくなります。近い行動と遠い行動を両方書いておくのがコツです。
棚卸しのあと、行動が続く理由
棚卸しをしたあとに行動が変わった人に共通しているのは、途中でやめないことです。自分で考えて決めた行動なので、迷いがなく、納得して進められる。だから続くんです。
逆に言えば、行動が続かないときは、Doの前のHaveとBeがまだ言葉になっていないのかもしれません。
今日からできること
これまで使ってきた技術とその期間を、文章にせず箇条書きで書き出してみてください。棚卸しのHaveは、この一覧から書き始められます。
ひとりで書き進めるのが難しいときは、ENFIの無料相談で一緒に整理しましょう。
よくある質問
棚卸しで書くことが思いつきません。
上手に書こうとしなくて大丈夫です。使ってきた技術やフレームワークと、その期間を箇条書きにするだけでも立派な棚卸しです。
5年後の理想が思い浮かびません。
エンジニアとしての姿が描けなくても、人生としてどうなっていたいかを考えてみてください。そこから仕事に置き換えていくと考えやすくなります。
棚卸しをすると何が変わりますか?
迷いが減り、納得して行動できるようになります。自分で決めた行動なので、途中でやめにくくなります。