COLUMN

未経験からエンジニアを目指すなら、何から始める?

公開日 著者 ENFI編集部 監修 米田葵

この記事の結論

文法を覚えることから始めるより、AIを使って何か1つ作ってみるほうが近道です。作ったコードを読み、分からないところをAIに聞く。これを繰り返しましょう。

未経験からエンジニアを目指そうと決めたとき、最初に何をすればいいのか。ここで迷う人はとても多いです。

文法の暗記から始めるのは遠回り

ENFI代表の米田が、未経験の人がやりがちな遠回りとして挙げるのが、Progateなどの学習サービスで、プログラミングの文法を覚えるところから始めることです。

文法を一通り覚えても、それで何が作れるのかが見えないと、手が止まってしまいます。覚えること自体が目的になると、学習はつらくなりやすいんです。

最初の1か月は、AIと一緒に何か作る

米田がすすめるのは、AIのコーディングエージェントを使って、なんでもいいからアプリやツールを1つ作ることです。

作ったら、そのコードを読んでみる。分からないところがあれば、AIに聞く。これを繰り返します。自分で動かしたものが題材なので、どこで何をしているのかが頭に入りやすくなります。

ENFIのスキル学習オプション「エンジニアクエスト(AI編)」も、同じ考え方でつくっています。コードを暗記するより、何を作りたいかを考えることに頭を使う。エラーで15分悩んだら、まずAIに聞く。ひとりで抱え込まないことも大切です。

いきなり開発の仕事に就けなくてもいい

未経験から仕事を探すとき、最初から開発に関わりたいと考える人は多いと思います。ただ、Xで米田は、はじめはヘルプデスクの仕事を1年しっかりこなすのも立派なキャリアだと書いています。大事なのは、そこからステップアップできるかどうかです。

最初の職場を選ぶときは、今すぐ開発ができるかより、次に進める道があるかを見ておくと、遠回りに見えて近道になることがあります。

学習を続けられる人は、没頭している

未経験からの学習で一番の壁は、続けることです。

代表・米田の視点 続けられるかどうかは、没頭できるかどうかだと思います。私はFPの資格の勉強をしていたとき、知識が増えていくことが楽しくなってきて、没頭できました。

プログラミングも同じです。最初から完璧なものを作ろうとしなくて大丈夫です。小さくても動くものができると、次はあれを作りたい、という気持ちが出てきます。作れるものが増えていく楽しさが、続ける力になります。

忙しい人は、隙間時間の使い方も大切です。エンジニアクエストでは、通勤中などにスマホでAIと「どんな機能にするか」を相談しておき、PCの前では作ることに集中する、という進め方をすすめています。

今日からできること

作ってみたいものを1つ決めて、AIに「これを作りたい」と伝えるところから始めてみてください。家計簿でも、日記でも、簡単なゲームでもかまいません。動いたら、コードを少しずつ読んで、分からないところを質問してみましょう。

よくある質問

プログラミングの文法から勉強しないとだめですか?

文法の暗記から始めなくて大丈夫です。作りながら、必要になったところを調べて覚えるほうが身につきやすく、続けやすくなります。

AIに作ってもらったら勉強にならないのでは?

作ってもらって終わりにしなければ勉強になります。できたコードを読み、分からないところをAIに質問することで理解が深まります。

学習が続かないときはどうすればいいですか?

知識が増えていくことを楽しめる状態をつくるのが近道です。小さくても動くものを作ると、できることが増えている実感を持てます。